IDaaS市場の現状と予測について

調査会社のアイ・ティ・アール社の調査によると、国内でのIDaaSの市場は2018年度の売上金額は21億円となり前年度比43.8%と急拡大しています。

企業においてクラウドサービスの導入が拡大していることや、参入ベンダーがクラウドアプリケーションと組み合わせた提案を行っていることが主な成長要因に挙げられています。

IDaaSってどんなもの

IDaaSは、Identity as a Sserviceの略称で、IDやパスワードなど、アカウント情報をクラウド上にて管理するサービスです。

なぜIDaaSが注目されるようになったのか

企業において、Microsoft365(旧:Office365)やGoogle Workspace(旧:G Suite)、Slack、Box、zoomなどクラウドサービスをいくつも採用していることは珍しくありません。クラウドサービスは、基本的にはサービスごとにIDが必要となるため、サービスごとのID管理が必要となり、その管理は煩雑なものとなっています。

そこで注目されているのが、IDを統合管理できるIDaaSです。

IDaaSは、管理者にとって、複数のクラウドサービスのID情報を集約して管理できることができ、煩雑なパスワード管理から解消されます。さらに、クラウドサービス利用者にとっても、IDaaSのシングルサインオン(SSO)機能を使うことによって、IDaaSにさえログインすれば、クラウドサービスごとに認証させる必要が不要になります。

自社にとってIDaaSが必要なのか

企業におけるクラウドサービスの導入が進むとともに、テレワークなどクラウドサービスの利用を前提とした働き方が広がる中、クラウド上でIDをまとめて管理できるIDaaSの注目は高まっています。サービスごとのパスワードも複雑化が進んでおり、管理者もクラウド利用者においても管理は難しくなってきています。

IDasSは、シングルサインオンや、サービス間でのID管理の連携など管理者にとっても利用者にとっても負担を軽減することが可能です。

今後も加速するといわれている、企業のクラウドシフト。自社にあったIDaaSの導入の検討をしてみてはいかがでしょうか。